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春からの新生活にお疲れのみなさんへ

  • 執筆者の写真: 小林 小林臨床心理オフィス
    小林 小林臨床心理オフィス
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分


 春は出発の季節。新しい学校、新しい職場、新しい土地。期待と不安を胸に、一歩を踏み出したみなさん、本当にお疲れさまです。


 毎日、新しい環境に慣れようと必死にがんばることは、思った以上にエネルギーが要ります。初対面の人との挨拶、仕事や学びの新しいルール、見知らぬ街角を歩くだけでも、知らず知らず心も体も消耗しています。それに加えて、この季節特有の気温差も、私たちの体にじわじわと負担をかけています。暖かい日もあれば、急に冷え込む日もある。体温調節だけで体はたくさんのエネルギーを使っているのです。だから、いつもより疲れやすいのは、決して気のせいではありません。


 疲れたな、と思ったら、それは「ちゃんと向き合っている証」です。うまくいかないことがあったら、それは「新しいことに挑戦している証拠」です。うまく適応できない自分を責める必要はありません。今日もなんとかここまでやってきた自分を、そっと、でもしっかりと労わってあげてください。

焦らなくても大丈夫。季節はゆっくりと進み、あなたも自然に馴染んでいきます。体が疲れているときは、心にも余裕がなくなりがちです。無理をせず、深呼吸をして、自分にやさしくいてください。


 そしてもし、「もう少し楽になりたいな」と思ったときは、カウンセリングという選択肢もあります。ひとりで抱え込まずに、今の自分の現在地をいっしょに見つめ直してみませんか。誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが少し軽くなることがあります。


小林臨床心理オフィスでは、春の疲れや環境の変化に寄り添うサポートを行っています。オンライン・対面の両方に対応しており、初回相談もお気軽にご利用いただけます。あなたのペースで、一緒に考えていきましょう。

春の光の中、どうか、あなた自身のペースを一番大切に。そして、小さな一歩一歩を、どうか誇りに思ってください。

 
 
 

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